2024年2月頃、X(Twitter)では、執事喫茶ってすごい、という話題が流行しておりました。
【参考】執事喫茶での印象に残るやりとり集 - Togettertogetter.com
わたくしも、執事喫茶の名門、池袋のSWALLOWTAIL(スワロウテイル)さんへの憧れが止まず、人をお誘いするなら流行りの今がその機会と捉え、会社の同僚(以下、お姉様)と約束し、お出掛けすることにいたしました。
正しくは「帰宅する」ですわね。
4/13(土)17:15からの、80分間の帰宅を経験してまいりました。
(帰宅は完全予約制)
予約は、10日前の午前0時から、ホームページで受付が開始されますが、いつも瞬時に埋まってしまうようです。
「キャー」となりました。でも、大丈夫です。
仮予約の失効や、キャンセルはそれなりに出るようで、ちょこちょことホームページを確認するようにしていましたら、無事、希望どおりの予約枠を獲得できました。
なお、予約時に、呼ばれ方(お嬢様、お坊っちゃま、奥様など)の要望を選択できます。
(帰宅できた)
場所は、池袋サンシャインシティから徒歩5分くらい。
※店内は撮影禁止なので、入口看板で記念撮影を…
入口には、モノクル(片目のみの眼鏡)をかけ、まとめた長髪に、黒い制服を着た、長身の男性、とってもクラシックなお姿の執事さん。
「お帰りなさいませ」と出迎えてくださいました。
わたくし達のお屋敷、と思っていても、早速圧倒され、「こんにちは…予約の……」名前をお伝えし、一旦、入口前のイスを促されて座ります。
雰囲気と、これからの展開に緊張するわたくし達、そろって、こわばった表情をし、物音も立てないようにじっとしておりましたら
モノクルの方が、「喋ったら死ぬとかはございませんのでね」と笑いかけ和ませてくれました。
(ティーサロンへ)
「お迎えの準備が整いました」と扉が開き、執事さん、担当フットマンさん(使用人)からのお出迎え、ご挨拶がありました。
「よろしくお願いします…」と返してみたけど、あっているのか分からない
手荷物は、使用人の椿木(つばき)さんが運んでくださるそう。クロークに預ける荷物や上着は、執事の方が「私がお預かり致しましょう」
赤い絨毯の廊下「段差がございます」なんてエスコートに、手ぶらで、ポテポテと付いていき、
到着したティーサロンは、広く、エレガントな内装で、巨大なシャンデリアがキラキラ、
豪華客船のサロンみたいで、わあ!と思いました。
満席のお嬢様方に、執事さんたちは10人以上いたと思います、キビキビと給仕してまわっていらっしゃいました。
「お席はこちらの中央の列の二番目です」
「椅子をお引きいたします」
「お膝にナプキンをかけさせていただきます」
→されるがままです
「お嬢様方、ご帰宅は初めてでいらっしゃいますか?メニューの説明をさせていただきます」
「御用の際は、こちらのベルを鳴らしてお呼びください」
→「はい」としか返せません
優しい声で丁寧な説明をする椿木さんの、品の良さと、お顔(超イケメンです)の格好良さに、ますます緊張しました。
続く。